ハーレーリファレンス

ハーレーのローダウンの費用の目安と車体を低くする時の注意点とは

カスタムハーレー

数あるバイクの種類の中でも、ハーレーは自分なりのカスタムが楽しめるのが特徴です。一口にカスタムと言っても手を加えられる場所はたくさんありますが、比較的多くのライダーに人気となっているのがローダウンです。これは文字通り通常よりも車体を低くするカスタムのことで、足つき性能や取り回しの向上などのメリットを得ることができます。

ローダウンのカスタムの選択肢はセルフと業者の2種類です。専用のキットを購入してリンクのロッド長を長くする、リアサスペンションの位置を変えて車体を低くするのがセルフカスタムの基本の流れとなります。
一見すると簡単な作業のように感じられますが、車体の変化によってサイドスタンドの設置バランスが崩れてしまうケースも少なくありません。その場合は別途スタンドの交換も必要になります。

専門の業者への依頼であれば、基本となるフロントサスペンション、リアショックの調整はもちろんのこと、サイドスタンドのバランスも整えてくれます。ショップによって若干の違いはありますが、平均3時間程度の短い時間で作業が終わるため、その日のうちにバイクを自宅に持ち帰れるのもメリットです。ただし、セルフで行う作業に比べて技術料や人件費の問題で費用が高くなってしまうのは否めません。
セルフの費用がローダウンキットとサイドスタンドの購入で合わせて1万円程度で済むのに対して、業者の利用では2万円近く掛かってしまいます。自身でキットを用意してお店に持ち込むと、さらに値段が高くなるケースもあるので注意が必要です。費用を抑えるという点ではセルフの方に分がありますが、知識や技術を持ち合わせていないで作業をするとトラブルが起こることもあります。

完璧に作業がこなせる自信がない人は、費用よりも安全性を重視して専門の業者に任せることが大切です。