ハーレーリファレンス

ハーレーのエンジンがかからない原因や注意点とは

ハーレー走行会

ハーレー乗りにとって愛車のエンジンがかからないのは大きな問題です。直前までは普通に走行していたハーレーが突然トラブルに見舞われるケースも少なくありませんが、エンジントラブルの原因の多くは日頃からの扱いが関係しています。ハーレーのエンジンがかからない原因で意外と多いのが燃料切れです。
ハーレーの燃料タンクは他の大型バイクと比べると容量が少ないため、いつの間にか燃料切れになっているケースが少なくありません。また、燃費も決して良いとは言えないので、こまめに給油をしないと思わぬ所でエンジンがかからない事態に陥ってしまいます。日本の道路は交差点や信号が多く、頻繁に発車と停車を繰り返すので燃費が悪くなりやすいことを把握しなければいけません。

ハーレーなどのバイクにはエンジンを急停止させるためのキルスイッチが装着されています。走行中にスロットルが戻らないなど、事故に繋がるトラブルを回避するために使う装置です。スイッチがONの状態ではエンジンがかかりませんが、バイク初心者に限らず何年も乗りこなしたベテランがキルスイッチを忘れてしまうことは珍しくありません。スイッチをOFFにするとエンジンが動きますが、バイクに乗る際は必ずスイッチの状態を確認するように心がけます。
バッテリーあがりもエンジンがかからない原因として広く知られていますが、愛車のカスタムにこだわるハーレー乗りはバッテリー交換もこまめに行うので事例としては多い方ではありません。

エンジンがかかるまでの時間が長い場合、プラグの劣化が疑われます。正常なプラグは先端が白色ですが、焦げやオイルによる湿りが生じているプラグは黒く変色しているので見分けるのは容易です。プラグが傷むと火花が飛ばず、エンジンがかかりません。
何度もセルを回すのでそれだけエンジンにも負担がかかります。性能が低下する原因にもなるので、劣化したプラグは速やかに交換しなければなりません。